水戸さくらロータリークラブの活動
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職場訪問を実施しました
- 2017.2.27
- トピックス奉仕活動移動例会職業奉仕
活動場所 | JAXA |
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2月27日、米山奨学生と元米山奨学生の方も参加して、水戸京成ホテル東口より茨城観光バスで出発、水戸北インターより常磐高速に乗り1時間弱で訪問先のJAXAに着きました。身分証明書を提示して受付を済ませ施設の見学と成りました。
カメラや携帯電話等を室外に置いて宇宙運搬機コウノ鳥の管制室を見学し、次にコウノ鳥実物大展示物を見学しました。思ったよりも3回りも4回りも大きく、酒の仕込樽を3つ縦に重ねた位の大きさで、この大きさを打ち上げるなら其れなりのロケットと資金が必要だろうと納得しました。
展示館の職員から地球観測衛星やそれを支える技術や宇宙生活の説明がありました。とにかく水が貴重品で、尿も浄化して再飲料する按配なので、洗濯や風呂など論外で船内服は垢や汗を吸収しない特別な布で出来ており、汚れない様に出来ているので、1ヶ月は着たっきりだそうです。
食べ物について、なぜか解りませんが低重力では味覚が濃い味を好むようになるそうです。売店で宇宙食が売っていたのでアルミパックされたお好み焼きを買って食べてみましたが、瓦煎餅のように硬いです。水か何かで戻してから電子レンジみたいなもので加熱して食べるのですか?と聞いたところ、袋から取り出したらそのまま齧るのだと言われ、大変驚きました。
憧れのエリート職場の宇宙飛行士ですが、職場を訪問して困難な生活環境の中で人類に奉仕する文字通り見上げた人たちなのだと思いました。まだ人類のテクノロジーは宇宙に行くことが精一杯であり、人間には我慢を要求する程度なのだとも知りました。
その後、休業日を返上して我々の為に開業して頂いた筑波山山腹の京成ホテルさんで移動例会をさせて頂き、奨学生の方には最後の奨学金を渡し、美味しい食事と歓談をし、露天風呂に入り、会員同士交流を深めました。
宇宙の生活とこの我々の満ち足りた生活と、あまりにも違う事に思いを致し感慨深い1日となりました。