水戸さくらロータリークラブの活動
みどり園との交流会を開催しました
- 2014.11.2
- 奉仕活動・社会貢献
活動場所 | 水戸グリーンボール他 |
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11月2日(日曜日)、当クラブの青少年奉仕活動として、児童養護施設「みどり園」の子ども達との交流会を開催しました。
水戸さくらロータリークラブでは,みどり園の子ども達との交流会を通じた青少年奉仕活動をかなり長い間継続していますが、実際に参加される子ども達は成長とともに毎年少しずつ変動していて、その意味では、内容的な継続は僅少でありいつでも新鮮さが漂っています。
今年度は、小学校4年生、5年生で合計6名の他に高校生も1名参加していただきました。また、クラブの会員や家族の方が日曜日にもかかわらず多数この行事に参加され、子ども達との交流を深めながら楽しいひとときを過ごすことができました。
行事内容は、午前の部が午前10時ころから午前11時過ぎころまで水戸市新原の水戸グリーンボールでのボーリング大会でした。午後の部は、東茨城郡城里町上入野にある「ふれあいの里」に移動し、各テーブルに分かれてバーベキュウ大会を午後2時半ころまで行いました。お肉や野菜などの食材の準備とか子ども達に配る賞品やお土産などもクラブ会員の協力により、スムーズにそろえることができました。代表の児童が初めと終わりに大きな声で自発的に挨拶をされ、大変満足した様子を披露してくれました。
なお「児童養護施設」とは、児童福祉法という法律によれば「保護者のない児童、虐待されている児童など、環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設」と定義されています。児童相談所長の判断に基づき、都道府県知事が入所措置を決定する児童福祉施設であります。入所対象者は1歳以上18歳未満が原則ですが、場合によっては20歳まで延長できることになっています。児童養護施設はかつては「孤児院」と呼ばれていましたが、現在では孤児は少なく、親はいるが養育不可能になったため預けられている場合が圧倒的に多い状況とのことです。中でも、虐待のため実の親から離れて生活をせざるを得なくなった児童の割合は年々増加しているといわれており、ロータリークラブでも、優秀な青少年を対象とするリーダー養成も大切ではありますが、こどもの権利が十分に守られていない青少年に対する奉仕活動も、もっと充実させて行く必要があるように思います。