2022~23年度国際ロータリー会長挨拶

国際ロータリー会長 ジェニファー E. ジョーンズ
50 年前、次のような美しい歌詞を含む 曲がレコーディングされました
君は僕を夢想家だというかもしれない
でも僕一人ではないさ
この歌詞は、行動への呼びかけだと私はとらえます。私たちには皆、夢があります。しかし、そのために行動するかどうか決めるのは私たちです。ロータリーのような団体がポリオの根絶や平和の実現といった大きな夢を抱くなら、それを実現させる責任は自分たちにあります。
想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです。
ポリオのない世界を想像してください。
みんなが全然な水を使える世界を想像してください。
疾病のない世界、すべての子どもが読むことのできる世界を想像してください。
やさしさ、希望、愛、平和を想像してください。
だからこそ。「IMAGINE ROTARY」がテーマとなります。
Imagina Rotary.
Imaginons le Rotary.
Immagina il Rotary.
イマジン・ロータリー
상상하라로타리
Imagine O Rotary.
想像扶輪
これがすべての言語で重要な意味をもつことを願っています。
ブロードウェイミュージカルの『レント』(Rent)という作品の歌に、素敵な一節があります。
52 万5600 分
人生の中で1 年をどうやって測ればよいだろう
この作品を知っている方もいるかもしれません。または、この作品にインスピレーションを与えたプッチーニの『ラ・ボエーム』を知っている方もいるでしょう。
現ガバナーのミシェル・ボリアーさんは最近、私たち一人ひとりが同じ時間を与えらえていることについて考えるよう呼びかけました。大切なのは、その時間をどう生きることを選択するか、ということです。
7月1日に、時計が動きだします。皆さんは、この時間をどう使いますか。
RI第2820地区ガバナー挨拶

国際ロータリー第2820地区 ガバナー 大野治夫(つくば学園RC)
今年も昨年に続き、新型コロナウイルス感染症終息が見えない為、国際協議会がバーチャル開催となりました。ジェニファー・ジョーンズRI会長は2022-23年度のテーマを「IMAGINE ROTARY」と発表しました。日本表記は「イマジン・ロータリー」です。
RI会長の好きな色は、紫・緑・白で紫はポリオ、緑は環境、白は平和を意味しています。
「想像して下さい、私達がベストを尽くせる世界を、私達は毎朝目覚める時世界に変化をもたらせる事を知っています。昨日の事をイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです」
ロータリーで私たちは、持続可能な良い変化を生むために人びとが手を取り合って行動する世界というビジョンの実現には、多様性があり、公平で、インクルーシブ(包摂的)な文化を培うことが不可欠であると理解しています。
私たちは多様性を重んじ、すべての背景、年齢、民族、人種、肌の色、障がい、学習スタイル、宗教、信条、社会経済的立場、文化、婚姻状態、使用言語、性別、性的指向、ジェンダー自認だけでなく、異なるアイデア、考え、価値観、信念を持つ人びとによる貢献を大切にします。
ロータリーへの入会、参加、リーダーシップの機会といった面で、歴史的に特定のグループの人びとが障壁に直面していたという点を認識し、すべての人が成功のためのリソース、機会、ネットワーク、支援への必要なアクセスを得られるよう、地域社会でのパートナーシップも含め、ロータリーのあらゆる側面で公平さを促進していくことに私たちは全力を注ぎます。
私たちは、すべての人が目に見える、または目に見えない本質的に独自の資質を備えていると信じています。また、自分が大切にされているとすべての人が感じ、帰属意識を持てるようなインクルーシブな文化を築くことに尽力します。
高潔性というロータリーの価値観に従い、DEI(多様性、公平さ、インクルージョン)にいたる旅路において組織として自分たちがどこにいるのかを正直かつ透明性をもって見据えるとともに、これからも学び、向上し続けていくことに全力を尽くします。
「ポリオのない世界を想像して下さい。みんなが安全な水を使える世界を想像して下さい。
疾病のない世界、全ての子供が読み書きを出来る世界を想像して下さい。
やさしさ、希望、愛、平和を想像して下さい。
だからこそ、「イマジン・ロータリー」がテーマなのです。
私は、地区スローガンを「enjoy life ~人生を楽しむ~」地区目標を「一人一人が想像力を持って奉仕する」としました。
ロータリーに入り、自分の人生はとても充実している。
ロータリーに入り、かけがえのない友人を得る事が出来る。
ロータリーに入り、人のため、社会のために役立つ事が出来る。
それが、ロータリークラブではないでしょうか。
大いに楽しみながらロータリー奉仕活動をしましょう。
7月1日から皆さんと一緒に、52万5600分を進みましょう。
水戸さくらロータリークラブ会長挨拶
岡田 晃
2023-2024年度、会長を務める事になりました岡田晃です。
本年度のスローガンに込めた思いは、人と人とのつながりがあるからロータリーの本質に繋がるという思いからです。
奉仕をするためには、先ずは自分の生活がしっかり守れている環境に身を置くという事が重要になります。
そのためには仕事をするという事が1つの要素であります。この仕事を得るためにも、人との出会いを大切にするからこそ、結びつける事が出来ると考えております。
全ては一瞬を逃す事なく、出会いを大切にし、相手に何をしてあげられるだろうと、先ず相手の喜びを自分の喜びに変える力が必要となります。
人間力もロータリークラブの活動の中で学ぶ事が出来ると考えております。
チャンスを掴む事が出来るのがロータリーであり、年齢・職業・国籍が異なる人達が共に活動する場所、「ロータリークラブ」という土俵を活用し、人として何を学ぶかを自問してもらう事で個々のレベルアップにつながり、それが奉仕をする力となり、SDG’sにもつながる組織を作る事が出来ると考えております。若い世代にロータリー活動に参加してもらうため、積極的に増強をしてまいります。
水戸さくらロータリークラブは、新たな力が必要だという事を自負し、自慢できる誇れるクラブにしてまいります。