水戸さくらロータリークラブの活動
児童養護施設「みどり園の子供達とのもの作り体験教室」を開催しました
- 2017.11.18
- 奉仕活動・社会貢献
児童養護施設みどり園の幼児から高校生・先生が参加し、タイルによる「アートモザイク画 木工教室ではミニチュア組子作り」が開催されました。今回で2回目となります。前年は参加者27名、今回は41名参加・体験していただきました。
タイルアートモザイク画では小学校4年生位までの幼児は小さな額に1cm~2.5cmのタイルにデザインを描きながら1枚1枚ボンドを付けながら張っていきます。上級生は大・中の額の板に風景人物画など、又漫画のキャラクター、アニメの主人公などの図案の下にカーボン紙を入れ、絵に沿って鉛筆でなぞって板に複写し、専用の道具を使ってタイルをカットして張っていく方法と2通り有ります。素晴らしい作品を作るのにはタイルをいかに正確にカットして丁寧に張っていくか色彩の使い方も大事です。園児によって自分で考えながら進めていく子、何をして良いのかほとんど手付かずの状態で考えている子、3時間と限られた時間内に全員作品を完成させたいとの思いで、全員に遅れている園児の手伝いを依頼し、ギリギリでしたが時間内に完了。思った以上に数多くの素晴らしい作品が完成して、園児の満足そうな笑みを見て疲れもどこへやら、ホットいたしました。
もの作り体験教室の目的は、これから将来を担う子供達、しかしもの作りに触れる機会に乏しいのが現実であり、もの作りを通して人と人との交流の大切さ、もの作りの作る楽しさ・技能の必要性です。今回で2回目ですが、みどり園の子供達はいろいろな理由により両親兄弟と一緒に暮らせていません。しかし皆、礼儀正しく素直な園児達ばかりです。
もの作りを通して少しでも子供達の大きな未来に向かって、夢や希望の手助けをしてあげられればと思い、今回も企画いたしました。